2020/10/18

【ドワンゴ夏野】「従来の教育」に、馴染む必要なんてない

東 春樹
NewsPicks, Inc. 記者
「N高」の愛称で知られる角川ドワンゴ学園N高等学校は、今年10月時点で生徒数が1万5000人の大台を突破した。
さらなる生徒の受け入れに向け、茨城県つくば市に2つ目のN高「S高」を開校すると発表した。
VR(仮想空間)を活用した授業や、一流講師を招いた専門教育などが新たにスタートし、これまでの多種多様な課外授業がさらにパワーアップしていくという。
この「多様性」のカルチャーは、ドワンゴが誇るインターネットコミュニティ「ニコニコ」から受け継がれてきた。教育現場でも多様性を認め合い、「居場所がない」人たちをテクノロジーで救うことが、N高のミッションだった。
それが今や、居場所がない人たちだけでなく、スポーツやプロゲーマー、名門大学合格者など、多種多様な才能が集まる高校となった。もちろん、未来を模索している、何者でもない生徒だっている。
N高がここまで「当たり前」の選択肢となったのは、試行錯誤しながら幅広いコンテンツと教育プログラムを生み出し続けた結果であり、またN高しか選択肢とならないほど、日本の教育システムが多様性とはかけ離れたものになっていることを意味する。
特集「N高の野望」第2回はN高の理事として立ち上げ当時から参画する夏野剛氏にインタビューを実施。N高運営の4年半で見えてきた、日本の教育の課題と未来について語ってもらった。
「馴染む必要がない」生徒たち