ゲーム中に多数の犬が登場することでも知られるThe Last of Us Part IINaughty Dogリードアニメータージェレミー・イェーツ氏らゲームアニメーションに関わったスタッフが、「ウィニー」、「モクシー」、「キッピー」、「ステッソン」という4匹の犬をTwitterアカウントで紹介している。

 「モーションキャプチャー」という言葉を聞くと想像される、マーカーのたくさん付いたスーツを着た彼らは、『The Last of Us Part II』の犬のモーション演技を担当する俳優だ。

 ウィニーたちの仕事は、人間のモーションアクターと同じくゲームに登場するキャラクターの演技をすることだ。動画で軽快にハードルを飛び越えていく彼らの演技の実力は、ゲームを遊んだことがあれば否定することはできないだろう。

 これらのツイートにはファンかわいい!」「これまでで見た最高のキャストといった声や、「私が彼らを殺したというのですか……」と涙を流す絵文字をつけたコメントなど、さまざまな反応を見せている。

 また彼らのモーションはゲームに登場する犬だけでなく、ほかの動物にも使われているようだ。同じくリードアニメーターを務めるアルムデナ・ソリア・サンチョ氏が、モーションキャプチャーゲームアニメーションを比較する動画を公開している。

 「animation」の語源は、ラテン語で魂を意味する「anima」を与えること、「animātiō」にあるという。止まっている絵に命を与え、生き生きと動き出すことから現在の意味で使われるようになった。
 ビデオゲームでも同様だ。素晴らしいアニメーションは、無生物であるはずのキャラクターに生命を与える。

 暴力がひとつのテーマとなっている『The Last of Us Part II』において、そんなアニメーションの出来映えが重要なのは当然だったといえるだろう。ゲームに登場する敵であっても、殺してしまうと嫌な気分になってしまう方も多いのではないだろうか。その気持ちも、生命を与えられたキャラクターを殺害してしまったからだと考えると当然かもしれない。

(画像はジェレミー・イェーツ氏のTwitterアカウントより)

 6月19日についに発売された『The Last of Us Part II』。売上も好調で、PlayStation 4世代の最後を飾る超大作のひとつとして、快進撃を続けている。AAAタイトルとして多くの人々が開発に関わっているが、その中にはこの4匹の名前も刻まれているはずだ。

ライター古嶋 誉幸

一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
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