鳥が人間の食べ物を奪い去っていくという話を耳にすることがあるが、このほどイギリスで男性がハンバーガーを奪おうとしたカモメを噛んで攻撃したことで警察に逮捕されてしまった。自分の食べ物を守ろうとした男性だったが、有罪になった場合は刑罰を受けることになるという。『Cornwall Live』『Metro』などが伝えている。

今月9日の午後3時頃、英デヴォン州プリマスのラレー・ストリート付近をパトロール中の警察官がカモメを噛んでいる男(26)を発見し、身柄を拘束した。

男が自供した内容によると、ホームレス生活をしていた彼はマクドナルドビッグマックを食べようとした際にカモメが突然近づいて奪おうとしたそうだ。男は大事な食事を奪われそうになってカッとなってしまったのか、カモメを捕らえると噛みついた上にそのまま地面に投げつけたという。

また男は薬物の影響下にあることを自供したため、逮捕後は治療のためプリマスにあるデリフォード病院へ行くことになった。

警察のスポークスマンは、今回攻撃を受けたカモメについて「男の攻撃によってカモメが負傷したのは明らかでしたが、怪我の状況を確認しようとする前にカモメは飛び立ってしまいました。その後どうなったのかは分かっていません」と語っている。

今回、男が自分の食事を奪われないためにカモメを攻撃して逮捕されたという事実には、ネット上で次のような意見があがっている。

「いやいや、私だってあの空飛ぶネズミビッグマックを取られそうになったら、走行中のバスに投げつけるわよ。」
「逮捕されるほどのことではないと思う。彼はどの鳥にもそんなことしているとも思えないし。」
「私はこの男を尊重するよ。警察はカモメを逮捕するべきだったと思うよ。」

Metro』によると、イギリスでは多くの人が海岸付近にいるカモメに対して害鳥と考える人が多いようだ。しかし同国では、“1981年野生生物・田園地域法”によってカモメは野生生物とみなし法律で保護されている。もし許可なしでカモメを含む野鳥を殺傷したり巣にある卵などに危害を加えた場合は懲役6か月、または最高5000ポンド(約67万6000円)の罰金が科せられるそうだ。

画像は『Cornwall Live 2020年7月10日付「Man high on drugs detained by police after biting seagull」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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