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» 2020年11月27日 07時00分 公開

名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第32回):ラズパイ一体型キーボード「Raspberry Pi 400」レビュー 特例制度のWeb申請で“技適なし”を回避した (1/2)

かつての“マイコン”を思わせるラズパイ一体型キーボード「Raspberry Pi 400」のレビューのファーストインプレッションをお届け。海外製品を日本国内で使うために気を付けるべきポイントも紹介。

[岩泉茂,ITmedia]

 ラズベリーパイ財団から発売された「Raspberry Pi 400」。キーボードと筐体が一体となったそのスタイルは、かつての“マイコン”を思わせるものとして、かなり話題になりました。海外では発売済みですが、日本では2021年に市場へ投入される模様です。……それまで待てない! ということで、一足先に米国およびカナダの電子部品ECサイト「CanaKit」から実機を取り寄せてみました。

 Raspberry Pi 400は本体のみの販売に加えて、マウスとACアダプター、HDMIケーブル、Raspberry Pi OSがインストールされているmicroSDメモリカードの他、解説本が同梱されている「Raspberry Pi 400 Personal Computer Kit」が用意されています。今回購入したのはこの全部入りキットです。

 なおRaspberry Pi 400 Personal Computer Kitの価格は100ドルですが、送料なども含めると154.95ドル(日本円で1万6000円ほど)でした。発注が11月6日で、到着したのが11月20日でしたので、手元に来るまで2週間程度かかりました。

Raspberry Pi 400 「Raspberry Pi 400 Personal Computer Kit」のパッケージ
Raspberry Pi 400 キットに含まれている内容

 パッケージを開けてまず感じるのは本体の小ささ。手持ちの小型(60%)キーボードと比較してみましたが、横サイズはほぼ一緒で、縦サイズが若干大きいかなといったところ。何にしてもその“こぢんまり感”がとても楽しいです。

 Raspberry Pi 400については、キーボードをUS版に指定して注文しました。英語配列は日本語配列に慣れていると打ちづらいですが、日本向けに発売されるときには日本語配列も登場するという話もあるので、それを待ったほうがいいかもしれません。

 本体の背面にはGPIOやHDMIポート、USBポートなどのコネクター類が配置されていて、ケーブル関係をつなげられます。ただし、USBポートが左側に配置されているため、HDMIケーブルと電源ケーブルがマウスケーブルと交差する状態になります。

 これは開発者ブログでも述べられていますが、HDMIとメモリの信号整合性を損なうことなく右側にUSBポートを設置できなかったとのこと。そのブログにもありますが、左利きの人にはうれしい仕様でもあります。

Raspberry Pi 400 小型(60%)キーボードとの比較
Raspberry Pi 400 本体にHDMIケーブルとACアダプター、マウスを配線してみた
Raspberry Pi 400 本体背面。左からGPIO、microSDメモリカードスロット、micro HDMIポート×2、電源コネクター(USB Type-C)、USB3.0ポート×2、USB2.0ポート、有線LAN(ギガビット)RJ-45コネクター
Raspberry Pi 400 本体裏側。吸気口が中央に配置されている。PCキーボードにあるようなチルトスタンドはない
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