〈麺より多い具材・ソース、五感に訴える仕掛け〉
ローソンは需要の伸びる秋冬に向けて、パスタを強化する。9月1日から“専門店の腕利きシェフが作ったような本格パスタ”2品を発売する。メーンとなる1つの具材にこだわり、麺より具材を多くし、見た目からも期待感を持たせることで、これまでコンビニでパスタを購入したことのない女性の開拓を目指す。8日からはパスタの人気上位3品を一斉にリニューアルし、コンビニパスタのイメージ一新を狙う。

1日に発売するのは「チーズ!チーズ!チーズ!6種チーズの生パスタリングイネ」「ボロ!ボロ!ボロネーゼ!角切り牛肉の生パスタフェットチーネ」(各税込み550円)。

「6種のチーズ」はクリームチーズ、ゴーダ、チェダー、カマンベール、モッツァレラ、パルメザンを使った“麺より多いチーズソース”が特徴。レンジアップするとチーズがグツグツと煮立つ。ローソン商品コンセプト開発部の小林愛花氏によると、「五感で感じる仕掛けで、パスタ専門店のできたて感を目指した」という。また、たっぷりとしたチーズソースに飽きないよう、「チーズフォンデュの発想で白ワインを隠し味に使った」という。

「ボロネーゼ」は具材感のある角切りの牛肉をゴロゴロとたっぷりのせ、「牛肉をかみしめる幸せ感を出した。ソースはフレンチの技法を使ったデュクセルソースに、赤ワインを合わせた本格的なもの。贅沢にたっぷりと麺以上の量にした」(小林氏)。
ローソン「ボロ!ボロ!ボロネーゼ!角切り牛肉の生パスタフェットチーネ」

ローソン「ボロ!ボロ!ボロネーゼ!角切り牛肉の生パスタフェットチーネ」

 
両品ともにパッケージは、パスタ専門店の黒板メニューをイメージした商品シールを貼るだけのシンプルなもので、たっぷりのソースがダイレクトに見えるようにした。2品とも各40万食の販売を目指す。10月以降も毎月1品、具材とソースにこだわった専門店のようなパスタを発売していく。
 
ローソンの調査によると、女性が最も好きな麺はパスタで、半年に1回以上専門店でパスタを食べる女性は8割にのぼる。一方、コンビニでパスタをまったく購入したことがない女性が3割いて、半年に1回以下の購入の女性と合わせると6割に達するという。コンビニパスタへの不満は、「ラインアップが変わりばえしない」「具材がもっと欲しい」「見た目がイマイチ」というもので、今回の2品はこれらの克服を目指した。
 
8日にはパスタの人気上位3品「ミートソース」「カルボナーラ」「たらこソース」をリニューアルする。「ミートソースはゴロゴロとした肉でたっぷりのうまみ、カルボナーラは生パスタのもちもち感を改良してボリューム感も増やした。たらこソースはたらこの量を増やしてうまみもアップさせた」(小林氏)。

ローソン 商品コンセプト開発部 小林愛花氏

ローソン 商品コンセプト開発部 小林愛花氏